株式会社コーワメックス RECRUITING 2018

PROJECT

チームプロジェクト

チームワークを発揮したプロジェクトのご紹介

電子・電気 機械・機器 ソフト開発

ヴォルテージコントローラ

ボートエンジンのパターン試験・耐久試験をサポート

3分野の技術を持ち合わせた自社製品
初の試みから将来に繋げる

プロジェクトの始まりはボート製造メーカー様のお悩みの声から。ボートエンジンのパターン・耐久試験を今まで人が手の感覚だけでエンジンレバーを操作して試験を行っていたところを、どうにかしたいとご依頼をいただきました。
人の手で行う故に、「試験者によるバラつきが多い」「再現試験ができない」「複雑なパターン試験ができない」等の問題が生じており、試験としての信頼性が低いものとなっていました。 その問題点を解決するためのサポート装置の開発がスタートしました。

3分野共同プロジェクト開始

最初に声がかかったのは機械分野。他社はエンジンレバーのワイヤーを機械で引っ張っているという話しを聞き、同じような構造を検討しました。しかし、突き詰めていくうちに、そもそもワイヤーを引っ張るときに1回電子信号に変わるところを発見。それであれば電気(電子信号)で最初からやった方が良いということで電子が参入。さらに電子信号が入ってくると必然的にパソコンも使うため「電子」「機械」「ソフト」の3分野が見事に揃いました。

共同開発は各分野間の調整に苦戦

「機械」は電子で製作した電子部品をお客様の求めているサイズの箱に収める作業をします。「部品を繋げる作業が苦労しました。電子がこのサイズの部品を使いたいという希望に対して、箱に収まるサイズに調整してもらうこともありました。」とAさん。

「電子」は予算内でコストを抑えながらも、良質なものにこだわっていた。その開発コストのやりくりをする中で、「ソフト」との連携に苦労したようです。

電子を担当したBさんは、「システムの心臓部であるマイコンを設定。このCPUでいけるかどうかをソフトで実現できるか確認してもらいました。」それに対し「ソフトでは初めて使うマイコンだったので、その機能の把握に手間取りました。」とソフト担当のCさん。その後も上手くいくと思っていたものが動作しないことがあり、部品を変えつつ作り直していきました。

簡単ではなかった共同開発。各分野で何度も調整を繰り返し、地道に完成に近づけていきました。

トラブル続きの動作確認

お客様の試験設備に組み込んでの動作確認の日。自社で確認して問題がなかった完成品をとうとうお披露目します。

お客様の設備に接続したところ、動作しませんでした。調べるとお客様側の設備仕様がこちらに伝えられていたものと異なっていたようです。そこでBさんは「万一の事態に備えて道具は持ってきていたので、その場で修正して動きました。」と乗り切りました。

安心したのもつかの間「今度はお客様のパソコンにソフトを入れたら画面が真っ白・・・」Cさんも焦ったようです。パソコンの設定が原因だったため、他のパソコンを使用することで無事解決。なんとか確認作業が終わり、ついに製品を納品することができました。

「ものすごい冷や汗だった・・・」と当時を思い出して言うBさんにCさんは「それもあって、動いたときの喜びもひとしおだった」と笑顔で語ってくれました。

やり遂げたことが大きな収穫に。
これからも自社製品の開発に挑戦し続けたい

実はお客様は他社にも今回の悩みを相談していたが、どこも難しいと断られていたという。その中で唯一やります!と手を上げたのがコーワメックスでした。「技術的な問題は見当たらなかったので、設計力がコーワメックスにはあったのではないかと自負しています。」とBさんは話してくれました。

何年も前からやりたかった3分野での自社製品設計。当初はやりたいという思いだけであったのが、何年も実績を積み重ねてきたことで今回やっと実現しました。実際にやってみたところ、スケジュール調整や分野間の進め方、役割分担の明確化など、改善点が浮き彫りになりました。今後も自社製品の開発に積極的に挑戦していきたいと語る皆さん。今回の反省点を次に活かして進んでいこうと、常に前を向いている姿勢が印象的でした。